発音はこのように発達し獲得されていきます。
この表は、正常に発達をしている子ども達が、およそ何歳位の時にどのような音を獲得するようになるか ということを表しています。
研究者によって調査の結果にバラつきはありますが、たとえばサ行やラ行の音などは、5歳を過ぎても、まだまだ多く子ども達が発音できるようにはなっていないということが分かります。
もし、発音の発達を支える知的発達等に遅れがあれば、発音の発達にも遅れが生じることがあります。年齢に照らして、お子さんの発音の獲得の状況や、獲得が期待されうる音がどのような音であるかをみるとき、その年齢が意味するものは、実際のお子さんの年齢ではなく、お子さんの知的発達の程度に見合った年齢ということになります。