視覚やその他の情報によらないで、聴覚だけをたよりに情報をキャッチして遊ぶことを通して、「聴く」ということを体験的にわからせて、音への興味・関心や注意集中の力、聴こうとする態度と聴き取りの力を高めたり確かめたりします。
例)・・・「おおかみさん、今何時?」 遊び方・・・ ビデオは、こちら をクリックして下さい!
子どもがおおかみになり、おうちの人に背を向けて目を閉じます(写真1)。 おうちの人は子どもから離れた位置から、囁き声で「おおかみさん、今何時?」と声をかけます。
声かけは、真後ろ、右斜め後ろ、左斜め後ろなどと位置を変えて行います(写真2)。
それに対して子どもは、「まだ朝ですよ」「昼ですよ」「もう夜ですよ」などと答えます。
「夜ですよ」と答えた時は、おうちの人をつかまえに行くときです。
おうちの人は「夜ですよ」と言われたら、つかまらないように逃げます。
おおかみ役を交代しておうちの方が務めます。
答えは囁き声で子どもに背を向けたまま言うようにします。
この他にも、聴覚による情報だけを手掛かりにした遊びは、数多くあります。
物音や動物の鳴き声などのものまねやあてっこ遊びなどはその代表的なものです。
いずれも口元は見せないで、音に注意を集中させて、聴きとることを大切にします。
もしも上手に出来なかったら・・・ こちら をクリック