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国立特別支援教育総合研究所
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国立特別支援教育総合研究所
 
平成29年度(2017年度)後期 NISE免許法認定通信教育シラバス


科目名: 視覚障害児の心理、生理及び病理(平成29年度後期)

番号

映像講義名
担当講師(所属)

講義概要

事前学習・事後学習

『視知覚』 


田中 良広
(帝京平成大学)

 最初に視知覚とは何かを解説した上で、心理学的実験の結果から得られた弱視児の視知覚の特性を取り上げる。
 次に、視知覚の発達の状態や特性を把握し学習上のつまずきや支援の手がかりを得ることができるフロスティッグ視知覚発達検査の概要と実施上の留意事項について例示を用いて解説する。

・事前学習
 印刷教材に目を通しておくこと。

・事後学習
1 弱視児の視知覚の特性を踏まえた上で、実際の学習場面において配慮すべき点等について整理しておくこと
2 フロスティッグ視知覚検査の実際の検査用紙等によって、講義内容の補充を図っておくこと
3 「引用・参考文献」に挙げてある文献に目を通し、視知覚についての理解を深めておくと

『聴知覚・障害物知覚』


佐島 毅
(筑波大学)

 視覚障害における聴知覚および障害物知覚に関する基礎的研究について概観し、その知見と関連づけて聴空間認知,盲人の歩行について解説する。
 また、それらの心理学的知見に根ざした視覚障害の特性の理解と教育への示唆について述べる。

・事前学習
 教材に目を通しておくこと。

・事後学習
 聴知覚・障害物知覚の基本的な特性を理解すること。
 聴知覚・障害物知覚と歩行との関係について理解すること。

『触知覚』


金子 健
(国立特別支援
教育総合研究所)

 まず、触知覚に関する基礎的事項としての触覚の特性を取り上げる。そのうえで、触知覚の特性について、触覚的に入手可能な情報の種類、触覚を活用する諸状況(周囲の環境の把握、物の操作、手指による触図・点字等の知覚・認知)等の観点から述べ、それらと視覚障害との関係を論じる。

・事前学習
 印刷教材に目を通しておくこと。

・事後学習
1 運動感覚が視覚を必要としないことを閉眼の状況で確かめてみること、及び、その精度(どのくらい正確にできるか)について確かめてみること(ただし、危険を伴わない範囲で確かめること)
2 身近にある、紙、繊維(布)、木材等の素材について、その触感を確かめてみること
3 「引用・参考文献」に挙げてある文献で、触覚、及び触知覚について、理解を深めること

『知能・記憶・思考』


山本 利和
(大阪教育大学)

 知能・記憶・思考という認知心理学領域の話題を視覚障害者の場合に当てはめながら解説する。この領域は教育に直結しているので、学校現場で役立ちそうな例を使って解説する。

・事前学習
 知能検査と記憶のメカニズムについては事前学習として調べておくこと。 

・事後学習
 視覚の状態と経験が知能、記憶、思考にもたらす特長についての復習をすること。特に講義の最後に行う理解度チェックテストで間違った事項については十分な復習を行うこと。 

『ことばと読みの発達』


小林 秀之
(筑波大学)

 視覚障害児のことばの発達と読みの発達について、基本的な理解を深める。ことばの発達については、喃語の発現から初語の獲得とその後の発達を概観する。読みの発達については、点字の読みの発達と弱視児の読みの発達について解説する。

・事前学習
 視覚障害児のことばの発達や読みの発達について、各自調べて概観しておくこと。


・事後学習
 映像講義内容を振り返り、理解が不足している部分については復習すること。特に講義の最後に行う理解度チェックテストで間違った事項については十分な復習を行うこと。

『身体発達と歩行』


中村 貴志
(福岡教育大学)

 視覚障害者の身体発達と歩行について、基本的な理解を深める。また、運動能力や体力の特徴、及び支援効果について、これまでの研究報告を基に概観する。
 歩行については、オリエンテーションとモビリティの観点から解説する。

・事前学習
 視覚障害者の身体発達、運動能力や体力及び歩行については、事前学習として調べておくこと。

・事後学習
 映像講義内容を振り返り、理解が不足している部分については復習すること、特に講義の最後に行う理解度チェックテストで間違った事項については十分な復習を行うこと。

『パーソナリティと適応・

社会性』



相羽 大輔
(愛知教育大学)

  視覚障害児・者に特有のパーソナリティがあるか否か、どのような観点で視覚障害児・者の心理的適応を支援すればよいか、視覚障害児・者に必要な社会性について概観し、視覚障害児・者の心理面の支援のあり方について学ぶ。

・事前学習
 視覚障害者に特徴的なパーソナリティについて、予想することを列挙しておくこと、また、視覚障害者の心理的適応において課題になりうることを予想しておくこと、また、可能であれば、中途失明に関する図書等を読んでおくこと

・事後学習
 映像講義の内容を振り返り、理解が不足している部分について復習をしておくこと。また、疑問に思ったことについては調べ学習を行うこと、特に、最後に行う理解度チェックテストで間違った事項については十分復習を行うこと。

『視覚器の解剖と発生』


柿澤 敏文
(筑波大学)

 視覚器の解剖について、眼球、視神経、視中枢、眼球付属器の順に、その機能の概要と共に理解する。
 次に、眼の発生について、受精後早期の過程を中心にして、先天異常との関係も含めて理解する。

・事前学習
 視覚器の解剖・眼の発生について、事前学習として調べておくこと。

・事後学習
 映像教材を振り返り、理解が不足している部分については復習すること。特に講義の最後に行う理解度チェックテストで間違った事項については十分な復習をすること。

『視機能とその評価1

(視力)』


永井 伸幸
(宮城教育大学)

 代表的な視機能である視力について、視覚的大きさは角度(視角)によって決まり、視力の値は視角の逆数であることを説明する。さらに1.0から光覚無しまでの標準的な視力検査法や、視力と視角の関係について、さらに様々な視力について説明する。

・事前学習
 視覚の生理・病理(眼の構造、視機能(視力、視野等)、視覚障害の種類、眼疾患の病態等)については、事前学習として調べておくこと。

・事後学習
 映像講義内容を振り返り、理解が不足している部分については復習すること。特に講義の最後に行う理解度チェックテストで間違った事項については十分な復習を行うこと。

『視機能とその評価2

(視野・眼球運動・その他)』


永井 伸幸
(宮城教育大学)

 視覚障害に関係する視機能について、物の見える範囲を表す視野の測定とその障害について明順応と暗順応及びその障害について、色覚の特性とその障害について、眼球運動と眼振について説明する。

・事前学習
 視覚の生理・病理(眼の構造、視機能(視力、視野等)、視覚障害の種類、眼疾患の病態等)については、事前学習として調べておくこと。

・事後学習
 映像講義内容を振り返り、理解が不足している部分については復習すること。特に講義の最後に行う理解度チェックテストで間違った事項については十分な復習を行うこと。

『眼光学と視覚補助具』


川瀬 芳克
(愛知淑徳大学)

 代表的な視覚補助具である手持ち型拡大鏡、卓上型拡大鏡および単眼鏡の光学的な特性を説明するとともに、正視、遠視、近視および乱視と視覚補助具のかかわりについて説明する。

・事前学習

 眼の屈折については事前学習としてひととおり調べておくこと。

・事後学習
 理解度チェックテストで間違った事項については復習を行うこと。

『先天異常』


柿澤 敏文
(筑波大学)

 眼の発生について、受精後早期の過程を中心に、先天異常との関係を理解する。次に、代表的な6つの先天眼疾患について、その概要を理解する。最後に、遺伝が認められる、視覚障害原因となりうる5種類の先天眼疾患について、その概要を理解する。

・事前学習
 眼の発生と先天異常(先天眼疾患)について、事前学習として調べておくこと。

・事後学習
 映像教材を振り返り、理解が不足している部分については復習すること。特に講義の最後に行う理解度チェックテストで間違った事項については十分な復習をすること。

『小児の眼疾患』


中村 貴志
(福岡教育大学)

 小児の眼と眼疾患の特徴について、基本的な理解を深める。また、眼の先天異常、全身病と眼疾患、未熟児網膜症、斜視及び弱視について、定義、病態及び症状など基本的な内容について解説する。

・事前学習
 小児の眼と代表的な眼疾患の特徴については、事前学習として調べておくこと。

・事後学習

 映像講義内容を振り返り、理解が不足している部分については復習すること、特に講義の最後に行う理解度チェックテストで間違った事項については十分な復習を行うこと。

『屈折異常・白内障

・緑内障』


佐藤 将朗
(上越教育大学)

 視覚障害のある児童生徒の病理について理解するため、屈折異常、白内障、緑内障を取り上げ、まず、その基礎知識を整理する。
 次に、特別支援教育の中で、これらの状態像を示す幼児児童生徒に対する医学的管理と指導上の配慮事項についても学んでいく。

・事前学習
 視覚の生理・病理(眼の構造、視機能(視力、視野等)、視覚障害の種類、眼疾患の病態等)については、事前学習として調べておくこと。 

・事後学習
 映像講義内容を振り返り、理解が不足している部分については復習すること。特に講義の最後に行う理解度チェックテストで間違った事項については十分な復習を行うこと。

『網膜・硝子体疾患と

視神経・視路疾患』


森 まゆ

(筑波大学)

 網膜・硝子体疾患と視神経・視路疾患について、視覚特別支援学校・特別支援学級の視覚障害原因調査で人数の多い疾患を中心に、その疾患で視覚障害が起きる原因や背景、疾患ごとの見え方、必要な配慮について、視機能の生理学的な背景を振り返りながら、基本的な知識を得る。

・事前学習
 視覚の生理(眼の構造、視機能、それらの関係など)ついては調べておくこと。

・事後学習
 講義中で出てきた眼疾患について復習すること。疾患の部位・内容と見え方を関連させて理解すること。



科目名: 聴覚障害児の教育課程及び指導法(平成29年度後期)


番号

映像講義名
担当講師(所属)

講義概要

事前学習・事後学習

『聴覚障害教育授業論
(歴史)』



宍戸和成

(国立特別支援
教育総合研究所)

 大村はま先生の著書、「教えるということ」から、「教える」ことの意義を説明し、また、聴覚障害教育に携わった先人の言葉を基に、授業をするに当たって必要なことについて考察する。

 そして、授業において重要な役割を担う「発問」や「板書」の工夫について、具体例を基に説明し、身近な教材を使って、日々、自ら模擬授業を繰り返して、授業を創造することの大切さについて考察する。

・事前学習
 印刷教材に目を通しておくこと。

・事後学習
1 放送講義の内容を振り返り、資料に示した参考文献などを読んで、さらに理解を深めるようにすること。
2 頭に描いた児童生徒を基に、身近な教材を見付け、指導案を作って、発問や板書等のイメージを描きながら、自分なりの模擬授業を繰り返すこと。

『特別支援学校(聴覚障害)

の教育課程』


庄司美千代
(文部科学省初等中等

教育局特別支援教育課)

 聴覚障害に対応した教育課程の編成と実施について、学習指導要領等に基づき解説する。

 まず、聴覚障害に対応した教育課程を編成するにあたり、基本的な考え方と編成の在り方を説明する。次に、教育課程の実施にあたり、特別支援学校学習指導要領に示された各教科等の指導の配慮事項を説明する。また、聴覚障害に対応した自立活動の内容と個別の指導計画の作成について説明する。

・事前学習
 印刷教材に目を通しておくこと。

・事後学習
1 教育課程の編成、各教科等における指導上の配慮事項については、特別支援学校学習指導要領解説総則等編を読み、理解を深めるようにすること。

2 自立活動の指導については、特別支援学校学習指導要領解説自立活動編を読み、理解を深めるようにすること。

『聴覚障害児の教育における

コミュニケーション』


小田侯朗
(愛知教育大学)

 聴覚障害児のコミュニケーションに関する基本的な事項について解説する。具体的には、コミュニケーションに用いられる様々な手段や、それらの活用の現状などを取り上げる。また、授業を進める上でコミュニケーションを円滑に成立するための教育的な配慮等についても説明する

・事前学習
 印刷教材に目を通しておくこと。

・事後学習
1 放送講義の内容を振り返り、理解が曖昧な事項については十分復習をしておくこと。
2 資料に示した参考文献や学習指導要領を読み返すことにより、コミュニケーションの重要さを深く理解すること。
3 自身の授業などを通して、よりよいコミュニケーションの実現のための工夫を行っていくこと。

『インクルーシブ教育システム

構築における聴覚障害教育』


原田公人
(国立特別支援
教育総合研究所)

 インクルーシブ教育システムにおける、合理的配慮と基礎的環境整備について概説する。そして、聴覚障害幼児児童について基本的事項、聴覚障害教育の教育的対応について理解し、聴覚障害教育に求められる専門性について論じる。

・事前学習
 印刷教材に目を通しておくこと。

・事後学習
1 特別支援学校の指導者に求められる専門性として、特別支援教育の制度的、社会的背景、動向等に関する知識、指導法に関する深い知識・理解及び実践的指導力、特別支援学校のセンター的機能を果たすために必要な知識や技能を挙げている。これらを日々の教育活動で意識し追及していくこと。

『聴覚障害児の言語発達』

鄭 仁豪
(筑波大学)

 聴覚障害児の言語発達の特徴とその背景について学習を行う。

 学習内容として、①聴児の言語発達の様子と、その言語と発達との関連を確認する、②聴覚障害と発達との関連、聴覚障害児の初期言語発達、聴覚障害児と聴児の言語発達上の背景の違いについての確認を行うとともに、③聴覚障害児の学習と深く関わっている文字言語発達の現状と課題について検討する。

・事前学習
 印刷教材に目を通し、必要に応じて、専門用語や関連事項を調べておくこと。

・事後学習
1 言語と発達の関連について整理すること。

2 聴覚障害児の初期言語発達の様子について、整理すること。

3.聴覚障害児と聴児との発達上の相違について、整理すること。

4.聴覚障害児の発達や教育における文字言語の重要性について、整理すること。

『聴覚障害(乳)幼児の

療育と指導』



廣田 栄子
(筑波大学)

 特別支援教育の自立活動における聴覚障害児の(乳)幼児期の療育と指導について、①概要、②聴覚障害(乳)幼児の理解、③聴覚活用と聴覚学習、④乳幼児のコミュニケーション、⑤保護者の役割と支援の側面から検討し、早期診断後の早期療育と指導の在り方と重要性について理解を深める。

・事前学習
 印刷教材に目を通しておくこと。

・事後学習
1  放送講義の内容を振り返り、資料に示した参考文献などを読んで、広く理解を進める。
2 特別支援学校の指導者に求められる専門性として、社会的動向等および、指導法、家族との連携、地域におけるセンター的機能、実践的指導力に関する知識と必要な技能について、整理し、教育活動で意識し追及していく。

『聴覚障害児の言語指導』



齋藤 佐和
(筑波大学 名誉教授)

 聴覚障害教育において大きな位置を占める言語指導について、外国及び日本の歴史を概観する。その上で、聴覚活用、多様なコミュニケーション手段の活用が一般化した現代における言語指導の考え方と日本語指導の大きな流れについて考察する。

 具体的な指導例のありかたを、幼稚部及び小学部低学年を中心に学び、あわせて小学部以降の言語指導の考え方について考える。

・事前学習
 印刷教材を熟読し、必要に応じて不明な文言は調べておくこと。

・事後学習
1 放送講義の内容を振り返り、理解が不足していると思われるところを復習すること。

2 資料に示した参考文献など読んで、さらに知識を深めること。

3 子供の言語発達について書かれた一般書を読み、幼児の言語習得について理解を深めることが望ましい。

『聴覚障害教育における

指導の実際Ⅰ(国語科)』



庄司美千代
(文部科学省初等中等教育局

特別支援教育課)

 聴覚障害のある児童生徒の国語科指導における学習上の困難さと指導の工夫について、学習指導要領及び独立行政法人国立特別支援教育総合研究所の研究成果等に基づき解説する。

 また、国語科指導を行うにあたり、自立活動や他教科等との関連を図った指導計画の作成の在り方についても考えていく。

・事前学習
 印刷教材に目を通しておくこと。

・事後学習
1 講義で取り上げた聴覚障害による学習上の困難さと指導の工夫を参考に、受講者自身が実際に指導しようとする単元を取り上げ、予想される困難さとその対応を考えてみること。

2 聾学校国語教科書の指導書を読み、理解を深めること。

『聴覚障害教育における指導

の実際Ⅱ(算数・数学科)』



四日市章
(筑波大学 名誉教授)

 聴覚障害児の算数・数学学習における困難点や学習しやすい内容をもとに、学習の基礎となる認知や言語の特性について説明し、指導にどう役立てられるかを考察する。また、指導の際のコミュニケーションに関わる困難事項について説明し、効果的な学習が進められるための配慮事項について考える。

・事前学習
 印刷教材に目を通しておくこと。

・事後学習
1 放送講義の内容を振り返り、理解が不足していると思われる部分を復習しておくこと。

2 資料に示した参考文献などを読んで、さらに知識を得ておくこと。

3 実際に指導案を作って見るなどして、知識の応用を図ること。 

『聴覚障害教育における指導

の実際Ⅲ(外国語)』



定岡孝治
(国立特別支援
教育総合研究所)


小林 高志

(静岡県立浜松聴覚

特別支援学校)

1.聴覚障害児の教科指導における課題と配慮事項を、学習指導要領やテキスト「特別支援教育の基礎・基本」に基づいて確認する。

2.聴覚障害児に対応した教科指導の実践例として、特別支援学校(聴覚障害)英語授業の工夫について具体的な方法論を紹介する。主なテーマは、①文構造を「視覚化」し、論理的に理解するための工夫②単語のイメージを「強化・拡大」するための説明の工夫、等である。

・事前学習
 印刷教材に目を通しておくこと。

・事後学習
1 理解度チェックテストで、講義内容の要点を確認すること。
2 聴覚障害児の教科指導における課題と配慮事項について、(自身が担当する教科の特性を加味しながら、)特に重視したい項目をリストアップしておくこと。

3 特別支援学校(聴覚障害)英語科指導の実践例を基に(自身が担当する教科の指導をどのように工夫するかを考え)授業作りのアイデアを箇条書きにまとめること。

『聴覚障害教育における

聴覚評価』



原田公人
(国立特別支援
教育総合研究所)

 きこえと聴覚機能についての基本的事項を解説する。そして、さまざまな聴力検査の内容について理解する。また、オージオグラム(聴力図)の見方の基本的事項や難聴の種類と特徴について説明する。

・事前学習
 印刷教材に目を通しておくこと。

・事後学習
1 放送講義の内容を振り返り、資料に示した参考文献などを読んで、さらに理解を深めるようにすること。
2 可能であれば、実際の聴力検査に立ち会い学んだ知識を実体験につなげ、理解を深めること。

『重複障害児への

教育的対応』



藤本裕人

(帝京平成大学)




(収録時 国立特別支援教育

総合研究所 所属)

 聴覚障害に併せて他の障害を有する児童生徒の特別支援学校(聴覚障害)の現状と、重複障害児への実態把握と指導方法について説明する。
 また、重複障害児童生徒の教育課程の編成と、教科用図書について説明をする。

さらに、視覚障害と聴覚障害を併せ有する盲ろう(重複障害)について説明する。

・事前学習
 印刷教材に目を通しておくこと。

・事後学習
1 「特別支援学校学習指導要領解説」の「重複障害者等に関する教育課程の取扱い」及び「知的障害者である児童生徒に対する教育を行う特別支援学校の各教科」に関する記述を確認すること。

2 特別支援学校(聴覚障害)における重複障害児童生徒の教育課程編成について、実際の特別支援学校の教育課程として、「知的障害を併せ有する重複障害のある児童生徒の指導内容と方法」と「自立活動を主として行う場合」があることを、教科書の使用状況も含めて確認すること。


『聴覚障害教育における

情報教育(ICT活用)』



新谷洋介
(国立特別支援
教育総合研究所)

 聴覚障害教育における教材・教具やコンピュータ等の活用の背景について、特別支援学校学習指導要領や教育の情報化の手引等に基づいて説明する。また、聴覚障害教育におけるICT活用の視点を述べ、ICT活用事例を挙げ、ICT活用の工夫点や配慮点について説明する。

・事前学習
 印刷教材に目を通しておくこと。

・事後学習

1 「特別支援学校学習指導要領解説」、「教育の情報化の手引」、「教育の情報化のビジョン」の聴覚障害教育におけるICT活用に関する記述を確認すること。

2 聴覚障害教育におけるICT活用について、ICT活用事例や活用のポイントを参考に、自分の担当する子どもに対する具体的な方法を考えること。

『聴覚障害教育における

キャリア教育・職業教育』



定岡孝治
(国立特別支援
教育総合研究所)

 キャリア教育推進の社会的背景及び定義を踏まえ、聴覚障害のある児童生徒のキャリア発達を促す基礎的・汎用的能力について解説する。また、特別支援学校(聴覚障害)における進路指導の評価の目的について論じる。その上で、特別支援学校(聴覚障害)における職業教育の現状と課題について、考察する。

・事前学習
 印刷教材を熟読し、必要に応じて不明な文言は調べておくこと。

・事後学習
1 自校のキャリア教育及び職業教育の現状と課題を把握し、「個に応じた指導をどのように充実させるか」について自分なりの考え方を整理すること。

2 キャリア発達を促す基礎的・汎用的能力を整理し、学校教育の様々な場面を通して意識しながら生徒の育成にあたること。

『成人聴覚障害者の

支援と社会参加』



定岡孝治
(国立特別支援
教育総合研究所)


井上通子

(大阪府立だいせん

聴覚高等支援学校 )

 ライフステージに対応した成人聴覚障害者への支援を就労を中心に論じ、聴覚障害者への支援について説明する。また、日本の障害者雇用の流れと聴覚障害者の就労の現状と課題について論じ、成人聴覚障害者が直面する諸問題とそれを解決するための方法として関係諸機関との連携の重要さを説明する。

・事前学習
 印刷教材に目を通しておくこと。

・事後学習
1 社会参加に向けての支援には生活支援と就労支援が一体化して行われることを理解し整理しておくこと。 

2 聴覚障害者の就労の現状と課題について理解し、その解決策について自分なりの考え方を整理すること。