このブラウザは、JavaScript が無効になっています。JavaScriptを有効にして再度、お越しください。
ログイン
ログイン
ログインID
パスワード
パスワード再発行
教育相談の基礎
教育相談Q&A
関係文献リスト
事例関連論文
トップページ
>
特別支援教育の知識
>
特別支援教育
> 特別支援教育コーディネーターに関する知識
アクセシビリティ
文字の大きさ
小
標準
大
表示色の変更
標準
表示1
表示2
音声で読み上げたい方へ
色が見づらい方へ
検索システム
教育相談情報提供システムから検索
操作条件を入力すると目的のページを見ることができます
詳しい条件で検索
全国相談機関情報から検索
教育相談の実態調査のデータを元に地域、年齢、障害種別、相談内容から検索できます。
機関情報検索
特別支援教育コーディネーターに関する知識
特別支援教育コーディネーターに関する知識
>> コンテンツ詳細
支援チーム作りのために~学級担任との連携を~
児童生徒への校内支援は、児童生徒の教育的ニーズへの気付きから始まります。児童生徒のニーズへの気付きは、学校内では、一般に学級担任による場合が多いと思います。したがって、学級担任が日ごろの指導で気付いた「気になる児童生徒」が、特別な支援が必要となる児童生徒となる可能性が高いと考えることが重要なポイントになります。そのためには、特別支援教育コーディネーターが校内研修などを企画し、必要な障害に関する知識や気付きのポイントなどを提供しておくことが必要でしょう。
また、特別支援教育コーディネーターは、校内の児童生徒の状況を把握し、担任へ気付きを促したり、時期を決めて調査を行うことなども考えられますが、その際には、個人情報の保護についても細やかな配慮が必要となります。
【学級担任の立場に立って】
通常の学級担任が、学級での特別支援教育を実施しようとした場合に、校内で管理職や同僚教師に支援を求めることが自らの学級経営に関する能力不足とされてしまうのではないか?...自らの指導方法や未熟さを同僚から責められてしまうのではないか?...などの疑心暗鬼に陥ることがあると思います。こうした不安のために、担任が誰にも支援を求められずに、一人で児童生徒の問題を抱えて込んでしまい、悩み苦しんでいる場合も多いのではないでしょうか。
こうした学級担任による抱え込みを防ぐ意味でも、特別支援教育コーディネーターには、日ごろからそうした学級担任一人一人の不安や戸惑いの気持ちを丁寧に汲み取れるように心がけることが大切になります。日ごろから、「自分だけが抱えている問題ではないんだ」「みんな同じように困っているんだ」などの情報交換が円滑にできて、安心して校内での支援を積極的に求められる雰囲気作りも重要となるでしょう。そして、特に重要なことは、問題点だけを共有するのではなく、実際にうまくいった取り組みや工夫などを教員同士で共有することによって、校内の支援体制がより一層活発になるということです。
さらに、毎日、児童生徒達の指導の最前線に立っている担任の心情を特別支援教育コーディネーターが理解していくことに加えて、実際的な指導方法や取り組みの工夫などのノウハウを校内の他の教員や校外の関係機関に求める場を設けたり、特別支援教育コーディネーターが直接に提供するということも必要であると思います。
記入者:
webmaster
独立行政法人 国立特別支援教育総合研究所
Copyright(C) National Institution of Special Needs Education. All rights reserved
Powered by NetCommons2
The NetCommons Project