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肢体不自由
各障害に関する知識(肢体不自由)
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肢体不自由の幼児児童生徒への対応
肢体不自由の程度が比較的重い幼児児童生徒の教育は、肢体不自由養護学校で行われています。肢体不自由養護学校には、一般に小学部、中学部及び高等部が設置され、一貫した教育が行われています。肢体不自由養護学校の中には、学校が単独で設置されている形態のほか、医学的治療が必要な者を対象とした児童福祉施設(肢体不自由児施設、重症心身障害児施設)と併設又は隣接している設置形態等があります。また、寄宿舎を設置している学校、訪問教育を行っている学校もあります。
なお、肢体不自由養護学校においては、障害の状態や発達段階の多様な児童生徒が、可能な限り自らの力で学校生活を送ることができるよう、児童生徒の障害の状態に応じた様々なトイレを設けたり、廊下や階段に手すりを設けたり、車いすがすれ違うことができるように廊下の幅を広くしたり、なだらかなスロープやエレベータを設置したり、車いすのまま乗降できるスクールバスを備えたりするなど、施設設備にも様々な配慮がなされています。
肢体不自由養護学校においては、小学校、中学校又は高等学校の教育目標の達成に努めるとともに、小学部、中学部及び高等部を通じ、児童生徒の障害に基づく種々の困難を改善・克服するために必要な知識、技能、態度及び習慣を養うことを目標としています。
この目標を達成するためには、児童生徒一人一人の身体の動きやコミュニケーション等の状態及び発達段階や特性等に応じた指導を行う必要があることから、肢体不自由養護学校においては、
小学校・中学校・高等学校の各教科を中心とした教育課程
小学校・中学校・高等学校の下学年(下学部)の各教科を中心とした教育課程
知的障害養護学校の各教科を中心とした教育課程
自立活動を中心とした教育課程など
児童生徒の実態等を考慮した多様な教育課程を工夫して編成・実施しています。
教育課程の編成に当たっては、各教科、道徳(小・中学部)、特別活動及び総合的な学習の時間のほか、自立活動の指導領域を設けています。肢体不自由養護学校の自立活動において、特に重視している指導内容は、身体の動きの改善・向上を目指すもので、これには、座位の保持や起立・歩行に関する指導、日常生活動作に関する指導などがあります。また、児童生徒の障害の状態によっては、必要に応じて、言語指導、健康状態の維持・改善を図る指導なども行っています。
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