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LD・ADHD・高機能自閉症
各障害に関する知識(LD・ADHD・高機能自閉症)
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LDの特性に応じた指導
LDの児童生徒には、学力全般にわたる遅れはありません。しかし、「聞く」、「話す」、「読む」、「書く」、「計算する又は推論する」などの学習の特定の領域につまずきがみられます。
例えば、会話は学年相当以上にできても、読みはできないといった不均一な特徴です。
LDの児童生徒のつまずきの背景には、知覚、注意、記憶、思考などの様々な認知過程の問題が関与していると推定されています。したがって、LDの児童生徒に対してどのような指導が有効であるかを検討するためには、このようなつまずきの背景にある認知過程を把握し、個々に応じた学習の仕方を探っていくことが重要といわれています。
具体的には、LDの児童生徒のつまずき要因がどのようなタイプであるかということに加え、得意としていることが何であるかを検討することが大切です。例えば、「聞く」ことにつまずきを示す児童生徒の中には、集中して聞いたり、聞いて意味を理解したりすることが苦手でも、見て理解することが得意な児童生徒がいます。このような児童生徒においては、言葉よりも絵などを利用して視覚的に情報を提供することで、内容の理解や注意の維持が改善されることがあります。また、「書く」ことにつまずきを示す児童生徒の中には、目で見て理解することが苦手でも、聞いて理解することが得意な児童生徒がいます。このような児童生徒では、先例の児童生徒とは反対に、絵などの視覚的な情報よりも、言葉で聞くなど聴覚的な情報を提供する方が有効なことがあります。
このように、LDの児童生徒が苦手としていることであっても、それを得意な処理過程に置き換えることにより、他の児童生徒と同じような学習の内容に取りかかることができます。
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