アクセシビリティ

文字の大きさ
表示色の変更

検索システム

教育相談情報提供システムから検索

操作条件を入力すると目的のページを見ることができます
 

全国相談機関情報から検索

教育相談の実態調査のデータを元に地域、年齢、障害種別、相談内容から検索できます。

 
 
教育相談の準備

相談者が、安全かつ安心して自由に話のできる環境を用意する。

事前の準備・・
 必要な玩具、机や椅子の配置、記録機材等があれが、相談者が来所する前に準備します。

時間の設定
 標準的な面接時間の設定としては、初回面接1時間30分程度/継続面接1回50分(記録に10分で1セッションが1時間)程度が目安となります。
<注意>
*初回面接では安心感を得るまでの時間や情報を得る時間が必要であることを考えて余裕をもった時間を設定します。
*終了時刻は、たとえ相談者が話したりなさを示したり、また担当者が十分に情報を得られなかったとしても守ることが原則です。(こうした限界を設定することは、初回後の教育相談・支援が始まった際、相談者が過度に依存したり、相談者が過去のつらい体験や不安な体験を話したとしてもそれは面接時間の間しか続かないことや、生活の場である現実の世界に帰って行く必要があることを体験的に感じ取ってもらう意味があります)


時間の設定・・・

 相談者によっては、保護者や配偶者といった家族にもいえない話や感情を吐き出すことがあります。そうした今まで誰にも語れなかった話をすること自体にカタルシス(浄化)の作用があります。また、家族や学校には教育相談にいくことを秘密にしている場合もあります。そうしたことを考慮した環境作りがひつようです。
<注意>
*相談室に入るまでの間に他者とすれ違うことや、待合室で他児や他者に会うことが苦痛になる相談者もいます。
*原則的には、担当者以外の誰にも話を聞かれることのない部屋を確保する必要があります。面接中に人の出入りがある部屋は教育相談には不適切でしょう。どうしても難しい場合には、衝立やブラインドを用意する等の工夫が必要です。音や明るさについても配慮が必要です。